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三島由紀夫『金閣寺』

三島由紀夫『金閣寺』

て。

あまたあるお気に入りの本の中で、どれをまず取り上げるべきか、かなり迷った。
最後の決め手は、おそらく、私が人生史上最多に読み返している本であることは間違いない。
というところである。

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三島由紀夫『金閣寺』

下記の画像は、私の読みすぎてボロボロになっている新潮社文庫の「金閣寺」である。

付箋だらけ、かつ、ページもボロボロで次の「金閣寺」を買いたいところなのだが、
どうか、新潮社文庫さん、素敵な装丁の愛蔵版で出していただけないだろうか。

私が何度も読み返す本というのは、実は少ない。
なぜなら、そんな暇があれば、新しい本を読みたいからだ。
世界には、まだ私が読んでない本の方が莫大なわけで、
おそらく一生かかっても読み切れないほどのいい本が眠っていることを考え出すと、頭がクラクラしてしまう。

何度も読み返す本

私が読み返す本はみな同じものを持っている。

もちろんこの本も然り。

ひとつ、何度読んでも新しい本を読んでいるときのように感じる。
ひとつ、いつも満足しているのに、読み終わるたびに新しい価値がついてくる。そして、深まる。
ひとつ、どのページから読み始めても世界に入っていける。
ひとつ、音読するとさらに美しく、リズムを持っている。
ひとつ、何度読んでも読み終わった気がしない。

そんなところだろうか。

三島由紀夫「金閣寺」
ボロボロになっている金閣寺の文庫
金閣寺 (新潮文庫)

おわり おそらく、またつづく・・・

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この記事を書いた人

オクシタニアのオックン。です。
「自分軸」や「自己分析」について日々研究を重ねています。
オクシタニアの活動の他に自由大学で教授も務めています。

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