
サイトリニューアルに寄せて
最近、サイトを少しリニューアルしました。
以前より占星術の話が減り、「構造」という言葉が増えたことに気づいた方もいらっしゃるかもしれません。
でも、実は私の中では、大きく方向転換したつもりはありません。
むしろ、「ようやく自分がずっと見ていたものに名前がついた」という感覚の方が近いのです。
会社を設立して、今年で18年目になります。
講義や仕事を通じて多くの人を見ていく中で、人によって、言葉の使い方そのものが違う。語彙力の話ではなく、言葉というものの扱い方、使い方の違いというものに注目するようになりました。
同時に言葉や出来事への解釈力や読解力の違いも気になりはじめました。
もともとは心理学の中でも教育心理学を専門としていたのですが、数年前から言語心理学(認知心理学の中のひとつ)に焦点を当て学び始めました。
自分の認知を知る
そうした中で、自分自身についても、ひとつ大きな気づきがありました。
私は、言葉で考えていない。
そうやって、言語から認知へさらにフィールドを広げながら学んでいく中で、ひとつ腑に落ちたことがありました。
私は、物事を一つひとつの情報としてではなく、構造やパターンとして捉える特性が強いようだということです。
そう思ってこれまでを振り返ると、不思議なくらい、いろいろなことがつながっていきました。
「だから、私はこんな説明をしていたのか。」
「だから、いつも全体の流ればかり見ていたのか。」
そんなふうに、これまでの仕事や発信が一本の線で結ばれていったのです。
振り返ると、ずっと同じことを見ていた
振り返ってみると、私は占星術そのものを伝えたいと思って活動してきたわけではありませんでした。
ホロスコープを読むときも興味があったのは、「未来を当てること」ではなく、その人がどんな特徴を持ち、どんな流れの中にいるのかということ。
講義でも、「この配置だからこうです」と説明するより、「どういう構造になっているのか」をお話しすることが多かったように思います。
手帳の講座でも同じでした。
予定の書き方を教えたかったのではなく、人がどのように考え、行動し、それがどう流れになっていくのかを一緒に見てきました。
こうして振り返ると、テーマはずっと変わっていませんでした。
「構造」という言葉へ
ただ、それを表す言葉が「占星術」から「構造」へと、少しずつ整理されてきただけなのだと思います。
だから、今回のサイトリニューアルは、新しい自分になるためのものではありません。
自分がこれまで大切にしてきたことを、より正確に表現するためのリニューアルです。
占星術も、心理学も、認知特性も。
私にとっては、それぞれが別々の分野ではありません。
どれも「人を理解する」という、ひとつのテーマにつながっています。
最近は、自分の中で点だったものが、あとから一本の線につながることが増えてきました。
今回のサイトリニューアルも、そのひとつです。
新しいものを付け加えたというより、もともと大切にしていたものが、ようやく自分の中で言葉になった。
そんな感覚でいます。
私が言う「構造」とは、要素の一覧ではありません。
性格や才能、過去の経験を並べることでもありません。
それらがどう関係し合い、どんなパターンを生み出しているのか。そのつながりや力学を私は構造と呼んでいます。
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