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悪魔は暫し、極上に美しく親しみやすい姿で現れる③

悪魔は暫し、極上に美しく親しみやすい姿で現れる
悪魔は暫し、極上に美しく親しみやすい姿で現れる②

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怖い顔をしていて、実際に怖い人というのは実に親切である

では、逆のパターンで考えてみるとどうだろうか?
悪そうな外見、怖い顔をした人など・・・
見た目でそういう印象を受けるのであれば、最初から受け手側はそれに備え、警戒することができる。
実際に怖い人、であれば、その見た目で、「私は怖い人ですよ。それ相応に対処しなさい」と看板を事前に書いてくれているようなもので、
実に親切である。

もし、逆に外見が怖そうな人なのに、実際に付き合ってみると、すごく優しい、素敵な人である場合の評価の上昇率と言うものは、みなさん、ご存知の通り。

一時期、不良が心優しく、正直で不器用、優等生は屈折していて、器用でずる賢いというようなステレオタイプが物議を醸していたこともあるが、
それもひとつの側面である。

あなたの人生の舞台にいないときに、その人が何をしているか

さてさて。
混乱したところで、少し、自分の実際に置き換えてみてほしい。
あなたの物語の中で、あなたが「悪魔」(意地悪だなぁ、邪魔ばかりするなぁなど)だと思う人を、もしかしたら、「天使」かも。
また、その逆、あなたが「天使」(いつもにこにこしている、優しい)だと思っている人を、もしかして、「悪魔」かも。と一旦、仮説を立てて検証してみてほしい。

いつも、苦言ばかりの上司が実は、影では自分を褒めていてくれて、いつも、にこにこと話を聞いてくれていたはずの上司が実は、影で自分の悪口を言っていた。
なんてことは、よくある実際の話なのである。

何を言っている(パフォーマンスしている)か、ではなく、何をしている(素顔)のか。

その人が舞台にあがっている時ではなく、そうではないところで、何をしているのか。
それを見ることで、その人の本当の姿というものが浮かび上がってくるものである。

おわり

Written & Photographed by Aki Kunitake

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この記事を書いた人

オクシタニアのオックン。です。
「自分軸」や「自己分析」について日々研究を重ねています。
オクシタニアの活動の他に自由大学で教授も務めています。

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