Context更新しました:手帳が続かないって、どういうこと?

私は、象徴が好きだった。

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私は、象徴が好きだった。

最近、アジア大会のニュースを見ていた。
いろいろな国の選手が出てきて、画面には国旗が並んでいる。
それを見ながら、ふと思った。

オックン。教授

あ、私、国旗も好きなんだよな

国旗って、面白い。
色や形や記号だけで、その国を表している。
国という、ものすごく大きくて複雑なものが、一枚の布の上に凝縮されている。

そう考えていたら、ふと、ロゴマークのことを思い出した。

そういえば、私はロゴマークも好きだった。
実は私は、2013年にも「デザインとロゴマークの話」というコラムを書いている。

今読み返すと、ちょっと恥ずかしい。
いや、かなり恥ずかしい。
というか、読むたびに変な汗が出て、そっと画面を閉じたくなる。

オックン。教授

け、消してしまいたい・・・

キリンビールのロゴがどストライクだとか、昔のサントリーの「向かい獅子」のロゴが好きだとか、ライオンやタイガー魔法瓶のロゴが昔はもっとリアルだったとか。

……私は、いったい何をそんなに熱く語っていたのだろう。

でも、消さずに残しておいてよかった。
今になって読み返すと、少しわかる気がするからだ。

象徴は意味が形になっている

私は、ロゴそのものが好きだったというより、意味が形になっているものが好きだったのかもしれない。
ロゴには、その企業の名前や歴史やイメージが、小さな形の中に凝縮されている。
国旗もそうだ。

そして、タロットもそうだ。
タロットカードには、剣や杯や杖や金貨、太陽や月、山や動物など、たくさんのものが描かれている。
それぞれが何かを表していて、それらが一枚のカードの中で関係し合っている。

私は、そういうものを眺めて、「これは何を意味しているんだろう」と考えるのが好きだった。

そういえば、2016年には、
「タロットカードを学ぶことは1000冊の本を読むのに匹敵する」
というコラムまで書いている。

オックン。教授

と言うか、2011年に出版した本に書いたものを抜粋したものが2016年のこの記事

その後には、
「人生の解釈力を高める(解像度を上げる)タロットカードレッスン」
というサービスもリリースしている。

今見ると、これもかなりわかりやすい。

私はタロットを、未来を当てるためのものというより、そこに描かれている象徴を手がかりにして、人生を解釈するためのものとして見ていたのだ。

そう考えてみると、国旗も、ロゴも、タロットも、アトリビュートも、全部同じところにつながってくる。

ひとつの形や記号の中に、たくさんの意味が入っている。
そして、その意味を読み解いていく。
私は、どうもそういうものが好きらしい。

そういえば、『ダ・ヴィンチ・コード』も好きだった。
あれも、記号や絵画や建築の中に隠された意味を読み解いていく話だ。

最近、『ヴィジュアルシンカーの脳』を読んで、自分の思考の仕方についても考えるようになった。
私の場合、「ヴィジュアル」といっても、頭の中に具体的な絵や映像が浮かぶのは稀である。

私は言葉になる前に、形や関係や構造として何かを捉えているようなところがある。
もしかすると、昔から象徴やシンボルに惹かれてきたことも、そこにつながっているのかもしれない。

そう考えると、今やっていることも、そんなに突然出てきたものではないのだろう。

人の話を聞く。
手帳を見る。
ホロスコープを見る。
タロットを見る。

そこにある点や記号や言葉を拾って、関係を見て、ひとつの構造として読んでいく。

2013年の私は、そこまで考えていなかった。
ただ、ロゴマークが好きだった。

そして、好きなものについて、ずいぶん熱く語っていた。
でも、好きなものはちゃんと知っていたらしい。
13年経って、ようやく少しわかってきた。

どうやら私は、ずっと、「意味が形になっているもの」が好きだったようだ。

ちなみに、このコラムは、私の恥ずかしい過去の語りを成仏させるために書きました。

2013年の私へ。
あなたがなぜ、あんなにロゴマークについて熱く語っていたのか。
13年後の私が、ようやく少しわかりました。
どうもありがとう。

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この記事を書いた人

オクシタニアのオックン。です。
「自分軸」や「自己分析」について日々研究を重ねています。
オクシタニアの活動の他に自由大学で教授も務めています。
株式会社Occitania 代表/日本心理学会 認定心理士/自由大学 教授

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